このまま日本にいますか?

日本はこれからどうやって生きていくのでしょうか?東北大震災が発生した2011年、私はシンガポールに駐在していました。それ以降、日本の中小企業がアジア進出を加速させているのを肌で感じました。日本市場だけに依存するのはリスクであると認識しながらも以前はアジアビジネスを積極的に展開できませんでした。しかし、このような大惨事を経験して、いよいよ行動せざるを得なくなったのが実際のところではないでしょうか?

事業の拡大や継続の取り組みをされている経営者の皆様におかれましては、アジアビジネスの展開が大きな選択肢の一つではないでしょうか?弊社はアジアに拠点を作るなどのアジア進出支援だけでなく、更に重要となる持続的な成長を実現するための組織戦略や人材育成のお手伝いもさせていただきます。弊社はシンガポール進出、タイ進出、マレーシア進出、ベトナム進出、フィリピン進出、韓国進出、台湾進出、インド進出など国別でもご支援いたします。

これからはアジアの時代です。
アジア進出を展開しグローバル企業よりも先ず「アジア企業」を目指しませんか?
 

何故アジアビジネスなのか?

アジアビジネスの急速成長は追い風

成長する市場と縮小する市場で同じビジネスを展開した場合、どちらが有利でしょうか?100メートルランナーにとって好記録を出しやすいのは追い風と向い風のどちらでしょうか?アジアの経済、金融、人口、産業構造、労働市場、技術などは間違いなくアジアビジネスにおいては追い風です。競合は日本にいてもアジアにいても殆どのセグメントで存在します。

私がアジア進出の開拓を始めた頃、直ぐに売上は伸びませんでした。しかし試行錯誤しながら数年続けてみると売上の伸び方が他の市場よりも断然良いのです。同じ努力をするなら成長市場を選ぶべきだと実感しました。

変化して生き残るため

アジアほど成長が著しく変化の大きい市場はありません。世界がボーダーレス化に向かっている環境の中で、アジアの中にある日本は大きな影響を受けています。アジアビジネスなど変化が加速している環境では、過去の成功体験に縛られると事業の成長が難しくなるケースが多くあります。変化することよりも変化しないことのリスクのほうが高くなっています。

コア(中心)の部分は変えずに守り続けるとしても、ペリフェラル(周辺)の部分は市場や顧客の変化に合わせて積極的に変える必要があります。毎年売上成長しながらも常に事業構造を改革している企業は、生き残る力と知恵を蓄えています。

グローバル企業の第一歩はアジア進出から

アジアは多様性に満ちています。文化、言語、商習慣、人種、宗教など異なった背景を持った人達が働いています。アジアビジネスをしているとたくさんの想定外のことに遭遇します。会議の時間に1時間も平気で遅れたり、支払期日になってもいろいろと理由をつけて支払いが遅れることも経験しました。問題だらけのアジアに見えますが、正しい方向に回り出すと大きな成果をもたらします。

アジアは世界の縮小体のようにも見えます。アジアビジネスは、問題を解決するためのスキルやリーダーシップを高めるための訓練場とも言えます。ビジネスリーダーを育成する最適の場であり、グローバル企業になるための通過すべきコースかも知れません。