アジアビジネス体験記 – 【香港】世界一着陸が難しい空港

 初めて香港を訪れたのは1993年でした。現在の香港国際空港は香港新界離島区にありますが、その当時の旧国際空港は香港の中心部に近い九龍にありました。空港の敷地は狭く近くには山があります。飛行機が直進して着陸することができないため、一定の場所で機体を大きく旋回させてビル群のすれすれの高さを飛行するルートでした。その時は、今にも機体がビルに衝突するのではないかと思うほどでした。後で知ることになるのですが、‘世界一着陸が難しい空港’と呼ばれていたようです。

 出張の目的はIT関連のセミナー参加と販売代理店と会議をすることでした。ビジネスの合間に街を歩いてみましたが、ビルが多く街に人が溢れ大変な活気がありました。また、相手と英語で会話する時、早口で会話についていくのが大変だったことを覚えています。

(画像: 香港、食品関連の展示会)