アジアビジネス体験記 – 【シンガポール】人材採用で学んだこと

 シンガポールは東京23区と同程度の面積を有していますが、人口は約570万人となっています。シンガポールの市場は決して大きくありませんが、東南アジアのビジネス拠点としてインフラが整備されています。公用語として英語や中国語などが使われており海外からの投資や誘致も積極的に行われています。人材の充実もシンガポールの強みです。

 私はシンガポールに6年程滞在しシンガポールに設立した現地法人のマネジメントを経験しました。日本の中途採用では給与面で前職と横ばいであれば大概の方はご了承いただけます。しかし、シンガポールは10%以上の給与アップを希望する方が大半です。理由は‘転職する’からです。転職市場が確立されており給与のアップは前提となっています。そして欧米のようにJob Description(職務記述書)を作成し職務内容を明確にします。

(画像: シンガポール)