アジアビジネス体験記 – 【中国】スケールの大きさが印象に残る

 初めて中国に出張したのは、1990年後半でした。前職はIT企業で働いていましたが、中国に現地法人を設立するプロジェクトに関わりました。プロジェクトは中国出身の社員が日本と中国の懸け橋としての重要な役割を果たし、無事に現地法人を設立することができました。

 プロジェクトが進行している時は、毎月のように中国の北京へ出張しました。現地の方に北京市内や周辺を案内していただきました。北京市内の中心部にある政府機関の建物や商業施設は、東京では見られない大きなものでした。紫禁城(故宮博物院)を見学してもその大きさだけでなく皇帝時代の歴史を感じさせるものでした。また、万里の長城を観光した時は圧倒されました。何千キロにも及ぶ城壁がどのように建築されたのか想像すると気が遠くなりました。

(画像: 中国、万里の長城)