20年以上も前の話ですが、タイに出張した時のことです。タイのお客さんと一緒にタイ料理店に行きました。トムヤンクン（エビが入った辛味と酸味のあるタイの有名なスープ料理）やグリーンカレー（青唐辛子とココナツミルクをベースにしたカレー）などを堪能しました。そして食事の最後に出てきたのがマンゴースティッキーライスでした。
今まで食べたことも見たこともないスイーツで、新鮮なマンゴーともち米とココナツミルクが皿にのっているのです。初めて味わったマンゴースティッキーライスは、あまり美味しく感じませんでした。しかし、何度か食べるうちにマンゴーの甘さとココナツミルクの甘さの味に慣れてきました。もち米と一緒に食べると絶妙な味になるのです。日本の‘おはぎ’のようにもち米がとても甘くなり美味しいのです。今では、マンゴースティッキーライスはタイフードで最も好きなものの一つです。最初は美味しいと感じない食べ物でも何度も食べると好きになる食べ物があるということを発見しました。
（画像:タイのマンゴースティッキーライス）
