アメリカ体験記 – 【ニューヨーク】憧れのニューヨークと現実のギャップ

 30年以上も前の話になりますが、初めてニューヨークを訪れた時のことを今も思い出します。ジョン・F・ケネディ国際空港に降り立ち、そしてバスに乗り込みマンハッタンへと向かいました。マンハッタンが近くなると徐々に102階建てのエンパイヤー・ステート・ビルディングが見えてきました。憧れのニューヨークに来た実感が湧きとても感動しました。

 しかし、いざマンハッタンに着いてみると光景が全く違うのです。様々な国と民族が入り混じってニューヨーク街を埋め尽くしていました。まさに‘人種のるつぼ’でした。日本人社会で育った私には大きな衝撃でした。また、路上に地下鉄の出入口がありますが、そこに近づくと悪臭が漂っているのです。また、ホームレスが実に多いことも感じました。全てのものが混在しているニューヨークを体験し視野が大きく広がったように思います。

(画像:ニューヨーク、マンハッタン)